技術講習会・臨時総会  
 開催日  2008年1月26日(土)
 開催場所  (財)日本ガス機器検査協会
<日程>
 
 10:00〜10:30  受付
 10:30〜14:45  肉眼鑑定及び蛍光X線分析法による土壌汚染地ボーリングコアの解析
 講師:和田信彦((同)地水環境コンサル)
     氏家 亨(国土防災技術(株))
     (株)X線技術研究所(分析機器装置)
     武島俊達((株)アステック)
     講習会補助(国土防災技術(株))

内容:
1.  蛍光X線分析法の基礎原理から現場での実践的な使用法
2.  沖積平野ボ-リングコアを試料とする蛍光X線分析機器による多元素同時分析
3.  多元素同時分析により得られたデータと土壌汚染対策法分析値の比較
4.  現場迅速分析データの解析方法と重金属汚染の識別評価法
ボーリングコア提供:(株)アステック


ボーリングコア観察



ボーリングコア観察



和田理事による講演


 10:30〜11:10 講演1. 「都市平野部における重金属基準不適合土壌の起源識別の重要性」  和田信彦((同)地水環境コンサル)
 11:10〜12:00 実習1. ボーリングコア観察・蛍光X線分析用試料の採取
                                     和田信彦((同)地水環境コンサル)
                                     武島俊達((株)アステック)
 13:00〜14:00 実習2. 蛍光X線分析の分析手順・操作説明
                              (株)X線技術研究所
                              講習会補助(国土防災技術(株))
 14:00〜14:45 講演2. 「現場での蛍光X線分析の基礎」  氏家 亨(国土防災技術(株))


氏家氏による講演


 土壌中の重金属が人為由来か自然由来か判別する上で、その地層が人為的に形成された盛土層なのか、自然地層なのかの判定は大変重要なものとなります。本講習会は、その判定について理解を深める目的で開催されました。

 まず、和田理事にはコア試料の地質的背景について、武島様には当時行ったコア観察結果についてご説明頂ました。参加者の皆様には、コア鑑定結果に基づいて試料を採取して頂いた後、最新の小型蛍光X線分析装置による分析を体験して頂きました。

 掘削当時に行われた土壌汚染対策法(土対法)に則った調査の際に、その対象となった項目はヒ素のみでした。しかしながら、今回蛍光X線分析法による多元素同時分析を実施した結果、ヒ素に加え、土対法で特定有害物質として指定される鉛と、農用地における土壌中の重金属等の蓄積防止に係る管理指標として挙げられている亜鉛の2元素において高濃度であることが判明しました。これは、現行法に則った調査のみでは重金属汚染をとりこぼす可能性があることを示しており、蛍光X線分析装置による多元素分析・スクリーニングの重要性が実証される結果となりました。

 また、今回の蛍光X線分析結果は、ボーリングコア鑑定で判定された盛土-自然地層境界面を反映したものとなりました。盛土と自然地層との境界を判断する際、従来のコア鑑定結果に分析値という客観的な見解を加えることで、より説得力のある結果を導くことができる可能性が示されました。




丸茂会長による講演

 15:00〜  平成19年度臨時総会


臨時総会


 17:40〜  懇親会


懇親会の風景


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